DOSY本測定
測定の前に
Auto Gainを使用しない
90°パルス測定同様、アレイ測定を行うのでAuto Gainは使用しません。
前項のDOSY仮測定の最後でも書きましたが、Receiver Gainの値はauto gainに
チェックを入れて測定した時のReceiver gainの値から4引いた値を使用します。
アレイの設定
アレイタイプの設定
grad_1_ampをクリックしてアレイデータを編集します。
Listedのチェックを外してLogarithmicにチェックを入れます。
※Linerは低分子と高分子の混合物の様な広い範囲の
測定に適し、Logarithmicは高分子or低分子のみの様な
狭い範囲の測定に適しています。
startを0.1[T/m],stopを0.7[T/m]と入力し、Pointsを32、Baseを2とします。
左の画像ではstopが0.8[T/m],Pointsが30になっていますが、測定条件が
異なるので気にしないでください。
積算回数を32回にして測定開始です!!
測定後のデータ
アレイデータの編集と見方
1Dボタンをクリックし、位相をそろえてください。
次に1D画面を閉じ、1Dボタンより5つ右に見える
ビデオマークのボタンをクリックします。
メニューのExpansion→Linearizeを表示します。
左のような画面が表示されます。
これがエコー減衰曲線です。
拡散係数の違いにより減衰曲線の挙動が違うことがわかります。
以上がDOSYの測定方法です。